2025年3月21日、江蘇省昆山市において、蔚周文商企業連合会主催による「周市鎮産業視察交流会」が開催されました。この交流会には、蔚周文商企業連合会の会員企業代表者らが参加し、周市鎮の先端産業施設や社会福祉施設を視察。地域の産業発展の最新動向を直接確認するとともに、今後のビジネス機会について活発な意見交換が行われました。
薩馳智能裝備股份有限公司を視察、スマート製造設備の最先端技術に触れる

午前9時から10時30分にかけて、参加者らはまず薩馳智能裝備股份有限公司を訪問しました。同社は、タイヤ製造業界向けのインテリジェントな設備ソリューションを提供するリーディングカンパニーとして知られ、タイヤ成型機、タイヤ検査装置、AGV(自動搬送車)などの設計・製造・販売を手がけています。参加者らは、同社が開発するスマート製造設備を見学し、その高度な技術力と革新的な製品に強い関心を示しました。

同社の特徴は、独自の研究開発チームによる最新技術の導入や、厳格な品質管理システムに基づく高精度な製品提供に加え、顧客のニーズに合わせた包括的なソリューションを提案する姿勢が高く評価されています。参加者からは、「今後の自社事業にも活用できる技術が多く、非常に参考になった」との声が聞かれました。
川崎ロボット(昆山)有限公司を視察、産業用ロボットの活用事例を学ぶ

午前10時40分から午後1時40分にかけて、川崎ロボット(昆山)を視察しました。同社は、産業用ロボットの製造・販売を手がけています。参加者らは、自動化生産ラインにおけるロボットの活用事例について詳しい説明を受け、中国におけるロボット産業の発展状況について理解を深めました。

同社は、川崎重工の長年にわたる技術蓄積を活かし、高精度で耐久性の高いロボットを製造。中国市場のニーズに応えるため、現地生産やカスタマイズサービスにも力を入れており、溶接、搬送、組立など多様な産業ニーズに対応した製品を提供しています。参加者からは、「自動化の進展が著しく、今後のビジネス展開に大きなヒントを得られた」との感想が寄せられました。
星光樹脂昆山有限公司を視察、高品質樹脂製品の製造プロセスを確認

午後2時30分から3時40分には、星光樹脂昆山有限公司を訪問しました。同社は、自動車部品や電子部品向けの高品質樹脂製品を製造しており、自動車用バンパーや電子部品用ケースなどの設計・製造・販売を行っています。

参加者らは、工場内の生産ラインを見学し、厳格な品質管理システムや環境保護への取り組みについて学びました。同社はISO9001などの国際規格を取得し、徹底した品質管理を実施。環境に優しい素材の使用や廃棄物削減にも積極的に取り組んでおり、顧客のニーズに迅速に対応する柔軟な生産体制が特徴です。参加者からは、「品質管理と環境配慮の両立が印象的で、今後の自社の生産体制にも参考にしたい」との声が上がりました。
昆山市リハビリ医院を視察、リハビリテーション医療の最前線を注目

最後に、午後3時40分から5時30分にかけて、昆山市リハビリ医院を視察しました。同病院は、リハビリテーション医療に特化した施設として、最新の医療設備と専門的な医療チームを有しています。参加者らは、病院内の施設を見学し、脳卒中後遺症や脊髄損傷、関節疾患などの患者に対するリハビリテーション治療の現状について理解を深めました。

同病院は、地域密着型の医療サービスを提供し、地域住民の健康維持に貢献。最新のリハビリテーション機器を導入し、経験豊富な医師やセラピストが患者一人ひとりに合わせた治療計画を立てています。参加者からは、「医療とテクノロジーの融合が進んでおり、今後の医療産業の発展に期待が持てる」との感想が聞かれました。

懇親会で親睦を深める
視察終了後、参加者らは夜の懇親会に参加しました。地元昆山の名物料理を楽しみながら、和やかな雰囲気の中、親睦を深めました。日中はビジネスライクな雰囲気だったものの、夜の懇親会では打ち解けた会話が交わされ、参加者同士の距離がさらに縮まりました。
蔚周文商企業連合会の関係者は、「今回の視察交流会を通じて、会員企業間の交流がさらに深まり、今後のビジネスチャンスの拡大につながることを期待している」と述べました。懇親会は大盛況のうちに終了し、参加者らは名残惜しそうに別れを告げていました。

今後の展望
今回の「昆山周市鎮産業視察交流会」は、昆山市の産業発展の成果を確認するだけでなく、会員企業間のネットワーク強化にも大きく貢献しました。蔚周文商企業連合会は、今後もこうした活動を通じて、会員企業のビジネス発展を支援し、地域経済のさらなる成長に寄与していく方針です。参加者からは、「次回の開催も楽しみにしている」との声が多く寄せられ、今後の活動への期待が高まっています。


