川崎重工業株式会社
川崎重工は、120年以上にわたり、陸・海・空の幅広い事業分野で、ものづくりを通じて高い技術・知見を培ってきました。最も広く知られているのはモーターサイクルですが、その他にも潜水艦・LNG運搬船・鉄道・エネルギー機器・産業用ロボット・油圧ポンプ・航空機・ヘリコプター・ロケットのフェアリングなど輸送用機器を中心とした幅広い製品を有しています。
■ロボットディビジョン
その中の1事業部門である、ロボットディビジョンでは、1968年に国産初の産業用ロボットを開発して以来50年以上の歴史で培った技術力と経験を基に、自動車業界や電機・電子業界をはじめとするさまざまな業界向けに、溶接、塗装、組立、パレタイズ用など多数の高品質・高性能なロボットを開発・供給しています。
現在はその領域を広げ、医療向け手術支援ロボット「hinotori」やヒューマノイドロボットなど社会課題を解決するための新しいコンセプトのソーシャルロボットを提案し、新しい業界/分野へ挑戦しています。ロボットディビジョンでは「ロボットと生きる 喜び豊かな未来をささえる」をパーパスに掲げています。産業用ロボットメーカーからロボティクス・サービス・プロバイダーへ。今後も人とロボットがともに生きる未来に向けて、社会を支え続けていきます。
ロボットディビジョン・川崎機器人(昆山)有限公司(KRCK)
2006年、中国・天津に「川崎機器人(天津)有限公司(KRCT)」を設立しました。これは、日本の大手自動車メーカーへ納入したロボットのサービス会社として、当社のロボット事業として初めての中国進出でした。続く2009年には、日本向けのロボット部品を中国国内ベンダーから調達する分公司(支店)を昆山(クンシャン)市周市鎮に設立し、2012年には「川崎機器人(昆山)有限公司(KRCK)」として独立しました。このKRCKは、設立時は“貿易型企業”でしたが、中国国内での内需増を視野に入れ、現地生産・現地消費を推進し “生産型企業”となりました。2022年からは蘇州工場から生産ラインを移設し、中国市場に向け、産業用ロボットの製造を行っています。また、2024年には輸出貿易業務を円滑に遂行するためにKRCKの子会社として「川崎機器人貿易(昆山)有限公司(KTCK)」を設立し、KRCKとの一体運営を行っています。
ロボットディビジョン主要製品紹介
■大型汎用ロボットBXPシリーズ
ケーブル、ホース内蔵の中空手首構造で周囲機器との干渉がなく、本体がスリムなため高密集配置に対応できます。組立・ハンドリング・溶接など、幅広い用途で使用可能です。

★KRCK生産機種
■中・小型ロボットRシリーズ
ハイスピード、ラージトルク、ワイドワーキングレンジをコンセプトに開発された小型機種です。組立・ハンドリング・シーリングなど、幅広い用途で使用可能です。

★KRCK生産機種
■ウェハ搬送ロボット
半導体製造装置内でウェハを搬送するために用いられています。川崎重工はウェハ搬送用ロボットでは世界トップシェアです。

■ヒューマノイド
災害や介護の現場での活躍を想定してヒューマノイドの開発を続けています。産業用ロボットで培った知見を活かし「倒れても壊れない」ことが特徴です。

■Nyokkey
双腕で自走可能なソーシャルロボットです。データセンターでの点検、オフィスビルでの警備、レストランでの配膳・下げ膳など幅広い分野において、人手不足の社会課題の解決に役立つことが期待されています。


